2015/06/17

Ganito kami noon, paano kayo ngayon (1976)

Ganito kami noon, paano kayo ngayon?

英語版Wikipedia によれば「かつて我々はこうだった。今はどうだろうか?」の意。邦題は「われらフィリピン人」で、'80年代に日本のTVでも日本語字幕で放映された。植民地支配者がスペインから米国に移る時代を背景とし、タガログ人もビサヤ人もクリオーリョも華僑もみんなフィリピン国民なのだというメッセージを持った明るい物語だったと思う。
その時タガログ語の会話の中にスペイン語が混ざっていることに気がついた。つい最近偶然にYouTubeで字幕のないこの映画のプレイリストを見つけた。
Ganito kami noon, paano kayo ngayon?
今みると権力者や聖職者の間の会話はスペイン語丸出しだ。これをフィリピン人はそのまま理解できるのだろうか。しかし農民や兵隊など庶民の台詞はほぼ全く自分には理解できないから筋書きもろくにわからない。なんとか英語字幕でいいからまた見たい。輸入DVDは売っているしPCにドライブもあるんだけど未だかつてDVDは買ったことも借りたこともないんだよね。